コストの高い投資信託は買い替えや乗り換えをしたほうがお得?

 

ここ何年かの投資信託の信託報酬の手数料競争の激化によって、新しく登場しているファンドほど、信託報酬という投資信託の年間保有コストが引き下げられています

 

次々に新しい投資信託が出てくるので目移りしてまいますよね。最近ではバランスファンドでもかなり信託報酬の安い投資信託「eMAXIS Slime(イーマクシス スリム)」なんかもでてます。なんとバランスファンドで年率0.1728%(税込)という安さです。

 

投資信託はこれ一本でOK!eMAXIS Slime(イーマクシス スリム)が優秀。

2017.05.27

 

私は過去に一度だけ投資信託の乗り換えをした事があるのですが、ここで一つ疑問がわきます。

 

「投資信託を乗り換えるには一度売却する必要がある。売却益には税金がかかるので、途中でコストが安い投資信託乗り換えはするのは果たして得なのか?得だとしたらどれくらいの期間で得になるのか?

 

という事で調べてみました。ご参考までにどうぞ!

 

yukigu
はたして投資信託の乗り換えは得なのか!?

 

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信託報酬の差はどれくらいリターンに影響するか?

 

ここでは仮に投資信託を年率5%として15年運用した2つの投資信託の差額を計算してみたいと思います。投資額は1000万円とします。

 

投資信託比較

投資信託A(信託報酬1%)

1000万円×(5%ー1%)15=1881万円

投資信託B(信託報酬0.3%)

1000万円×(5%ー0.3%)15=2007万円

 

その差なんと126万円です。いかに投資信託では信託報酬が安いのが有利が分かりますね。

 

次に途中で乗り換えたパターンを見ていきます。

 

手数料の高い投資信託は安い投資信託に乗り換えるのが正解か?

 

コストの違いでこれだけの差が出るのだから安い投資信託に乗り換えた方がいい!と思いがちですがはたしてそうでしょうか?乗り換えに税金がかかる以上、それは難しい問題になってしまいます。

 

税金が発生すれば確実に運用にマイナスリターンとなります。

 

投資信託は利益を確定させるするまでは税金がかかりません。そのため、含み益が出ているファンドを乗り換えようとする場合には、税金が発生してその分だけ、投資元本が減少してしまいます

 

先ほど、投資信託Aを15年運用した結果を計算しましたが今度は投資信託Aをそのまま15年間運用した場合と、投資信託Bに乗り換えして15年運用した場合を計算してみました。

 

年数そのまま運用乗り換え運用
投資元本1881万円1704万円
5年2289万円2145万円
10年2784万円2699万円
15年3388万円3243万円
20年4122万円4272万円
※小数点は切り捨て

 

なんと…!プラス20年の運用でようやく乗り換えした場合の方がリターンが上回りました。この結果は自分でも驚きです笑。

 

いかに乗り換えにより税金が高くつくかが分かりますね。現在、投資信託を積み立てしていて今後の運用する予定年数が少ない方は乗り換えない方がお得という事になります。

 

もし乗り換えたい場合は一度計算してお得がどうかを確認してみる事をオススメします。

 

投資信託の乗り換え運用は慎重に

 

という事で信託報酬の安い投資信託に乗り換える時には一度計算してみた方がいい!というお話でした。

 

やっぱり税金が一番のコストという事ですね。もし新しい投資信託を積み立てしたい場合は、現在の投資信託の積み立ては売却せずに積み立てだけ停止して、そのまま運用した方がリターンはよさそうです。

 

まあ投資信託で現在利益が出ていなかったら、いつでも大丈夫なんですけどね。あくまで投資で税金が発生するのは利益が出た時だけです。

 

他にも株で損失が出ている時なんかに投資信託を利益確定すると、利益と損失が相殺されるので乗り換えのタイミングになりますね。

 

以上、お役に立てれば幸いです。それでは!

 

 

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