前々から米国株投資に興味がありつつも、あまり投資出来ていません。
アメリカは日本と違い「人口も若者も増え続けている国」で、今後の経済成長率も日本とは比べものにならないです。
米国株の王道の投資方法は「高配当銘柄を長期保有して配当金は再投資して複利で運用していく投資」で、最近投資ブログを徘徊していると、実践されている方が多いように感じます。
米国株は日本よりも高配当の株が多く、ずっと右肩上がりで成長している国ですので、安心して長期保有できるという素晴らしい投資対象です。
米国株の高配当銘柄長期投資の平均年率リターン
戦後から現在までにNYダウやS&P500の銘柄に投資をしていたら年率6~7%のパフォーマンスがあるのだそうな。
毎月5万円を年利7%で30年間積立運用すると約5600万円になります。
5600万円だと年間の配当額は392万円、税引き後で約313万円となります。素晴らしいですね。
しかし私はこの高配当銘柄の長期保有戦略はまだ手を出さない、あるいは少額投資にとどめておこうと思っています。
なぜなら資産が少ない内は配当金が少ないからです。
仮に500万資産があっても年率7%の場合、年間35万円の配当報酬にしかならないですからね。
インカムゲインとキャピタルゲイン
投資には大きく分けて二つの戦略があります。
資産を売買することによって生じる利益がキャピタルゲイン、資産を保有し発生する配当金などの利益がインカムゲインです。
上記の米国株の高配当銘柄投資はこの内、インカムゲインを狙う手法なわけですが、一般的にインカムゲインは以下のような特徴があります。
インカムゲインの特徴
・定期的な収入源である
・得られる収入(リターン)は少額である
・安全性の高い投資である
ざっとみた印象だとローリスクローリターンといったところ。
続いてキャピタルゲインは以下のような感じ。
キャピタルゲインの特徴
・資産を売買すること利益が発生する
・売却益を常に狙えるわけではない
・大きなリターンは期待できるが、その分リスクも大きい
こちらはハイリスクハイリターンといったイメージですね。
資産が少ない内はキャピタルゲインも狙っていく
私が考えるに資産が少ない内は、リスクの少ないインカムゲインだけを狙っていては資産増加スピードが遅くなってしまうと思います(特に最初の内は)。
若い内はある程度リスクをとって積極的にリターンを狙っていった方が最終的に資産形成で優位になると思います。
ある程度資産がある方はいいですが、最低でも1000万円くらいはないと配当金も微々たる金額なので、配当金を再投資して複利のパワーを生かそうにも、時間がかかってしまいます。
ですので私は投資信託などを積み立ててインカムゲインを狙いつつも、日本の個別株投資のキャピタルゲイン狙いの投資も並行しています。
キャピタルゲインの利益でインカムゲインの種銭を作っているような感じですね。
このインカムゲインの部分をアメリカ株に置き換えてもいいんですけどね。ちょっと税金関係がめんどくさそうで敬遠してしまってます….。
それでも米国株高配当銘柄は素晴らしい投資
ここまで米国株投資のいいところをあまり書いていませんが笑、それでも米国株高配当銘柄投資は将来性があり、リスクも少ない素晴らしい投資です。
投資というのは基本的に未来に期待してするものですので、未来が期待できるアメリカは投資対象としては文句なしです。
米国の高配当銘柄はリスクも少なく、投資対象も限られているので、実は一番初心者向きの投資なのではないかとさえ思っています。
NYダウもずっと右肩あがりで上がり続けています。
私もある程度資産ができたら米国株高配当銘柄投資をしようかと考えています。
いつになるかは分かりませんが…笑。