現在私は、日本の個別株投資を実施しています。
私の投資方法はバリュー投資(割安株投資)というやつで、いわゆるPERやPBRなどが割安な銘柄に投資するスタイルですね。
昔から安い物を見たら買いたくなる衝動に駆られるので自分にピッタリな投資方法だと思ってます。
バリュー株投資のいいところは元々株価が割安なため、極端な値下がりがしにくい投資初心者にもオススメな投資方法です。
そんなバリュー投資ですが、実はいろいろな種類があります。
割安なだけでの株はたくさんあるので、「割安+他の要素」で投資するのが一般的なバリュー投資です。
今回はいろいろな種類のバリュー投資をご紹介させて頂きます。
ご参考までにどうぞ!
バリュー投資①:優待バリュー投資
割安な株でかつ株主優待がある銘柄に投資する手法です。
株主優待がある銘柄は優待商品がもらえるため値下がりしにくい特徴があります。
バリューでも値下がりしにくいのに、さらに優待があると、かなり値下がりしにくいです。
株式投資はまず損をしない事が重要です。
投資の神様バフェットをはじめとするバリュー投資家が最も重視するルールがあります。
ルール1 絶対に損をしないこと。
ルール2 ルール1を絶対に忘れないこと。
投資期間は中期~長期で、優待商品を頂きながら配当金をもらいつつ、長期目線で株価が上がるのに期待する投資方です。
みきまるさんという著名投資家が代表的な優待バリュー投資家で、毎年安定的な投資成績を収めています。
バリュー投資②:資産バリュー投資法
割安な株の中でも資産額に注目する投資法です。
資産バリュー株投資法として有名なのが、ベンジャミン・グレアムという偉い投資家が提唱するネットネット株が有名です。
「ネットネット株」とは現金などの流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額よりも多く、株価が割安と判断される銘柄のことを指します。
ネットネット株はその企業が持つ資産に対して株価が大きく下回っているため、株価の安全域が大きく下落リスクも低い事から、非常に有効な投資手法として多くの投資家が活用しています。
日本の投資家ではかぶ1000さんという投資家が有名で、グレアムのネットネット株をさらに発展させた投資法を実践されています。
かぶ1000さん「正味流動資産に在庫評価額を入れず、有価証券を含んだ額から貸倒引当金や負債合計を引いた額が、時価総額よりも多ければ割安とみなしています」
難しい言葉がたくさん並んでいますね。
よく分からないという方はかぶ1000さんのネットネット株をランキングにした方のブログがありますので、こちらを参考にどうぞ。
バリュー投資③:成長バリュー投資法
割安な株の中でも将来の収益の成長が期待できる株に投資する手法です。
資産バリューが過去なら、収益バリュー投資は将来におけるキャッシュフローに対する投資です。
将来予測なので不確定要素が多く難易度が高いですが、一番リターンが期待できます。
ディスカウントキャッシュフロー法(DCF法)という手法が有名な方法です。
DCF法は事業が生み出す将来のキャッシュフローを予測して、それをある一定の割引率で割り引いて現在価値を求める手法のことを言います。
たーちゃんさんのブログでDCF法のやり方が詳しく記載されています。
少し難しいですが、興味がある方はどうぞ。
計算するのがめんどくさい方はGMOクリック証券の財務分析ツールがオススメです。
口座を持っているだけで無料で使用できるので、オススメです。
おまけ:パクリバリュー投資法
儲かっている人の株の中で割安な銘柄をパクる投資法です笑。以前に記事にさせて頂いています。
今回は4つのバリュー投資法をご紹介させて頂きました。
この中のどれか1つという事ではなくて、割安かつ優待があって将来の成長が期待できる銘柄があれば一番です。
私はバリュー株投資を始めてから投資成績がグンと上がりました。個別株投資は今年現在の時点で+20%の成績です。
大きくは勝てませんが、やはり最初は負けない投資が大事ですからね。
これから個別株投資をしようとしている方は、まずバリュー株投資からはじめる事をオススメいたします!