ニッセイから８資産均等型のバランスファンド『ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)』が登場予定です。→ 有価証券届出書
信託報酬は税抜きで『0.1749％』です。
今回はこの『ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)』についてご紹介させて頂きます。ご参考までにどうぞ。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)
ファミリーファンド方式でニッセイ自身の投資信託の株式、債権、REITを８種類に分け、均等に分散投資する投資信託です。
こんな感じで８資産が均等に分かれています↓
「どの投資信託を買えばいいか分からない！」という人にぴったりな投資信託ですね。世界中の金融商品に分散投資するので、ある意味合理的な投資信託と言えます。
投資対象
８資産の目標とするベンチマークは以下の通りです。主要な指数が採用されていますね。
| 投資対象 | 比率 | ベンチマーク |
| 国内株式 | 12.5% | TOPIX |
| 先進国株式 | 12.5% | MSCI コクサイインデックス (配当込み、円換算ベース) |
| 新興国株式 | 12.5% | MSCI エマージング・マーケット・インデックス (配当込み、円換算ベース) |
| 国内債券 | 12.5% | NOMURA-BPI総合 |
| 先進国債券 | 12.5% | FTSE世界国債インデックス (除く日本・円換算ベース) |
| 新興国債券 | 12.5% | JPモルガン GBI-EM グローバル・ダイバーシファイド (円換算ベース) |
| 国内リート | 12.5% | 東証REIT指数 (配当込み) |
| 先進国リート | 12.5% | S&P 先進国REITインデックス (除く日本、配当込み、円換算ベース) |
なぜ８資産を均等に？
どのアセットクラスが主権を握るか分からないからです。
過去の歴史を見てもどのアセットクラスの成績はバラバラなので、「それならすべて均等に買ってしまえ」という事ですね。
昔はバランスファンドは信託報酬が高かった
私が初めて投資信託を購入しようとした約２年前は、emaxisバランスファンド(8資産均等型)が１番安かったです(信託報酬0.6%くらい)。
2018年に登場予定のニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)は信託報酬が約３分の１です。良い時代になりました…。
昔はバランスファンドを買うより、各アセットクラスの投資信託を８個均等に買った方が安かったためバランスファンドは敬遠していた私ですが、このニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)は信託報酬がとても安いので投資対象に入れても良いと思います。
個別ファンドを買った時の信託報酬
ニッセイシリーズファンドを個別に８資産を購入した時の信託報酬を計算してみるとおもしろい結果が出ました。
| アセット | 地域 | 税抜き信託報酬(%) |
株式 | 国内 | 0.18 |
| 先進国 | 0.2 | |
| 新興国 | 0.339 | |
債券 | 国内 | 0.145 |
| 先進国 | 0.17 | |
| 新興国 | 0.22 | |
REIT | 国内 | 0.25 |
| 先進国 | 0.27 | |
| 平均 | 0.22175 | |
※ニッセイは新興国債券のアセットクラスがないので最安ファンドのifreeの数字です。
なんとニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)の方が安いという結果になりました！
これまで個別でインデックスファンドを購入していた方は、このバランスファンドを1個買う方がお得という事になります。
世界経済は必ず成長していく
世界経済というのは仕組上かならず成長していく仕組みになっています（説明すると長くなるので省略しますね笑）。
その仕組みの恩恵を確実に得ようとするなら、世界に分散投資をするのが１番。つまりバランスファンドを買っておけば間違いなし！となります。
私のように個別株や仮想通貨を買えば投資リターンは良くなるかもしれませんが、時間や精神力をかなり使います。
投資の事に割く時間はないけど低リスクで投資したい！という方にオススメできるのがバランスファンドですね。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)が購入できるところ
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)を購入できると思われる証券会社は以下の通りです。（まだ開始されていないファンドですので、あくまで予想です。）
