イーサリアムは仮想通貨の1種で、現在ビットコインに次ぐ時価総額2位の通貨です。
かなりメジャーな仮想通貨で、通貨の性能的にビットコインの進化版という位置づけになっています。
このイーサリアムは仮想通貨の界隈では間違いなく伸びていく通貨だと評判ですが、既にある程度価格上昇しているので、投資の旨みが少ないと思って購入せずに放置していました。
ですが調査していくうちにイーサリアムは将来的に価格上昇が見込めると判断し、購入してみました。
価格上昇が見込めると思った理由についてご紹介させて頂きます。
仮想通貨イーサリアムとは?
スマートコントラクトという技術が最大の特徴の仮想通貨です。ビットコインのような決済取引の記録だけでなく、取引の記録と一緒に契約自体もブロックチェーンに記録することができます。
機能だけで言えばビットコインの上位互換の通貨です。
昔、ハッキング事件があってからハードフォーク(分裂)して、イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC) の2つに別れたという歴史があります。
ビットコインはこれからハードフォーク(分裂)が行われようとしています(2017年11月頃との噂)。イーサリアムは既に問題解決しているので、これは1つの安心材料ですね。
これまでの価格推移
イーサリアムのこれまでの価格チャートです。
2017年の3~6月に価格が40倍に急騰しています。原因はいろいろありますが、主な理由は以下と言われています。
- イーサリアムETF審査が開始された
- イーサリアムが国連の難民キャンプで使用される
- JPモルガン、マイクロソフト、IBMの他にあの「トヨタ」も参加表明
- イーサリアムを使ったICOが増加
- イーサリアムのスマートコントラクトを利用した仮想通貨が増加
※ICOとは仮想通貨による資金調達イベントです。株でいうところのIPOに似てますね。
2017.7に価格が下がった原因
その後2017.7には急激に価格が下がっています。仮想通貨全体の価格が下がったなど、いとろいろ理由がありますが、仮想通貨statusのICO時のトラブルが原因と言われています。
statusは日本でも騒がれたICOでした。かなりの大型ICOでかなりの人数が参加したためか、イーサリアムの処理が追いつかずイーサネットワークダウンするという事案がありました。
今後使用者の増加が期待されていてビットコインより性能が高いと期待されていたイーサリアムの脆弱性が見つかった事によって失望売り、といった流れでした。
実際、イーサネットワークがダウンした理由は『status』という仮想通貨を買うために、イーサの取引が集中したタイミングに合わせて、何者かがDDoS(アクセスを集中させてネットワークに過負荷をかける)攻撃をしたことが原因だったみたいです。
イーサリアムは後2回の大型アップデートを残している
攻撃を受けてダウンするようではイーサリアムは現段階では使い物になりません。
しかし!イーサリウムは後2回の大型アップデートを残しています。2回のアップデートが終わればイーサリアムは多くの問題点が克服できるようになると思われます。
次のアップデート(10.9実施)で予定されている内容は以下です。アップデートの名前はメトロポリスです。
第3アップデート「メトロポリス」の内容→The Metropolis Hard Fork and What’s In Store for Ethereum?(英文ページ)
- Ethereumエコシステムの匿名性強化(プライバシー保護の強化)
- ユーザー自身での秘密鍵の設定が可能(セキュリティの強化)
- スマートコントラクトの簡易化(プログラミングが簡単に)
- PoWからPoS移行への準備(マイニング運用コスト削減など)
EEA(イーサリアム企業連合)がすごい
イーサリアム企業連合(EEA)は企業レベルでイーサリアムの活用に共同で取り組む組織です。マイクロソフトやJPモルガン、インテルなどを中心メンバーとして2017年2月に発足してます。有名な企業ばかりですね!
日本からはトヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループが加わっています。定期的に数十社単位で参加企業が増えており、現在は150社以上が参加しています。
イーサリアムの期待の高さが伺えますね!この事実がイーサリアムの価格上昇に一役買う事は間違いないでしょう。
ICOの参加にはイーサリアムが必要な場合は多い
現在、世界中でICOイベントが毎月いくつも開催されていますが多くの場合、イーサリアムが必要になります(ICOされる仮想通貨とイーサリアムを交換する場合が多い)。しかもICO案件は日に日に増え続けているので、この事もイーサリアムの価格上昇の一因になっています。
今後イーサリアムの価格は上がっていくかもしれない
イーサリアムは歴史を振り返ってもいろいろな事件で価格を一時的に下げてますが、すべて不死鳥のように復活しています。これはイーサリアムが投機対象としてだけでなく、スマートコントラクトの技術などが実用化されていくという期待値が高いからだと思います。
仮想通貨は中国の取引所が閉鎖するなどの問題も起きましたが、やはりイーサリアムの価格は戻っています。今後、仮想通貨の市場規模が大きくなればなるほど、イーサリアムの価格も今よりも上昇していくでしょう。
仮想通貨が世の中の認知度が上がれば、ビットコインの上位互換であるイーサリアムが評価される可能性が非常に高いと私は考えます。
一部のニュースでは実際に、イーサリアムの市場規模がビットコインを抜くとも言われています。なぜならビットコインがイーサリアムに優っているのは認知度のみだからです。
イーサリアムを安く買う方法
イーサリアムは現在、仮想通貨取引所Zaifで購入する方法が1番手数料が安くてオススメです。話題のモナコインやNEMコインが安く買える取引所なのでオススメです。