私の資産の約半分は投資信託にあてています。
理由は数ある投資の中でも投資信託がローリスクだからです。手軽に始められる事も投資信託の利点ですね。今回は「そもそも投資信託がなんなのか?」、そのメリットデメリットについて調べてみました。
投資信託とは
ざっくり説明すると…
「投資家から集めた資金をプロが運用し、その利益を投資家に分配する金融商品」の事、です。
簡単に言ってしまえば、投資家から集めたお金をプロが株やら債券で運用してもらう。その運用で発生した利益は、投資された金額をもとに投資家へとあげますよ、っていう事ですね。
投資信託のメリット
投資家はお金さえ出せば、プロが勝手に運用してくれるので、基本的に何もしなくていいのがメリットです。
つまり毎月貯金するように投資信託を積み立てていけば、ほったらかしでお金が勝手に増えていく、という素晴らしいものです。(もちろん減る事もあります。)
ものによりますが、例として、私が現在積み立てしているセゾン投信は開設当初からの年間平均利回りが6.3%です。(積み立てたお金に対して毎年6.3%増えているという事です。)
これを25歳の私が60歳まで毎月3万ずつ積み立てると…
銀行預金(UFJの場合0.001%)の場合 1260万2142円
セゾン投信(6.3%)の場合 4277万2814円
すごい差ですね!!
毎月1万五千の積み立てでもセゾン投信だと約2000万になります。
老後に必要なお金が1人あたり2000万くらい必要といわてますので、これだけ積み立てれば老後の心配なしですね!
しかし世の中、そんなうまい話はない。
もちろんデメリットもあります….
投資信託のデメリット
問題は「元本を保証しない金融商品です」って事です。
ようは減る事もあるって事ですね。
さきほどセゾン投信の平均利回りが6.3%といいましたが、内訳は以下の通りです。
年 | 利回り |
---|---|
2007年 | +4.97% |
2008年 | ー35.23% |
2009年 | +18.99% |
2010年 | ー5.38% |
2011年 | ー5.77% |
2012年 | +21.67% |
2013年 | +32.63% |
2014年 | +16.99% |
2015年 | +1.37% |
-35.23%とかの年もありますね↓
2008年はリーマンショックの年にあたり、この年だけ-35.23%と大きく下落しています。
この年は株価が約半分に暴落した年ですので、しょうがないですが、こういう事も金融商品はありえます。ただリーマンショックは100年に一度の大不況といわれているので、この下落率は当面気にしなくていいと思います。
2008年の下落率を含めて平均利回り6.3%ですので、かなりいいパフォーマンスといえますね!2008年はリーマンショックの年にあたり、この年だけ-35.23%と大きく下落しています。
なぜ投資信託が流行ってきているのか
投資信託は現在、認知度が高まってきています。投資信託関連の本も多数出版されてますし、国もiDeCoなどで投資信託を奨励していますね。
今なぜ投資信託などが流行ってきているかというと、ひとつの理由に国の目標の1つにインフレを目的としている事があげられます。
国のインフレ目標は毎年2%です。
日本人は貯金が大好きで資産のほとんどを銀行に預けているんですが、インフレが進むと貯金の価値は減っていきます。たとえば今年の100万の貯金は来年には98万になる、といった感じです。
ですので今の日本は貯金しているだけでリスクがあるといった事になります。それで初心者でも簡単に始められる投資信託が推奨されているって事ですね。
投資信託の総評
将来の不安をなくすためには、かなりおすすめ投資だと思います。実際に私自身、投資信託を始めてから将来がかなり軽減されました。
ただ他の投資と比べて資産を増やすためには時間がかかる金融商品ですので、すぐにでもお金が欲しい!という人には向いていないかもしれません。
でも毎月自動積立に設定しておけば、勝手に毎月買い付けてくれて、勝手にお金が増えていくという魅力的な商品ですね!!