最近ツイッターを徘徊していたらバフェット・コードというツールのツイートをちらほら見かけました。
なんでも日本企業の財務分析が簡単にできるツールという事です。試しに使ってみたんですけど….本当に便利すぎてビックリしました。
Yahooファイナンスや株探にはなかったような、かゆいところに手が届く素晴らしいツールです。しかも登録ナシ&無料で使えます。
今回はすっかりお気に入りになってしまったバフェット・コードのオススメの使い方をご紹介させていただきます。
バフェット・コードの基本的な使い方
バフェット・コードの使い方はとても簡単でトップページの白い枠に企業名や証券コードを入れるだけで、企業の詳細な財務情報が出てきます。
今回は最近購入した銘柄のヨロズ(7294)を表示させてみました。
非常にきれいなインターフェースですね!
PERやPBRなどの指標はYAHOOファイナンスや株探でもみれますが、他のサイトではなかなか見れないEV/EBITDAやPEGレシオまで表示されます。
売り上げ高や各利益率もグラフ化されていて非常に見やすいです。
四半期ごとの売上と利益
先ほど表示させた画面を下もスクロールすると四半期ごとの売上や利益率も参照できます。
直近3年分の損益計算書(P/L)
今年の予想分も含めた直近3年間分のそ損益計算書(P/L)も見られます。
直近3年分の貸借対照表(B/S)
今年の予想分も含めた直近3年間分の貸借対照表(B/S)も見られます。
配当利回りと配当性向の推移
個人的に嬉しい配当利回りと配当性向の推移のグラフも見れます。右肩上がりだと安心して保有できますね。
その他さまざまな株価指標
その他にも株価指標が直近3年分閲覧できます。四季報を引っ張り出す機会が減りそうですね。
開示資料(決算短信、有価証券報告書)
企業の開示資料も見れちゃいます。今まで企業のホームページにいかないとダメでしたがバフェット・コードならすぐに確認できちゃいます。
スクリーニング
バフェットコードはスクリーニングもできちゃいます。
試しに「配当利回りが4%以上でPBRが1倍以下でPERが15以下」の銘柄をスクリーニングしてみました。
動作も快適ですぐ表示されました。日本株でも配当利回りが4%を超える銘柄は結構ありますね。
企業の比較
同じ業種でビジネスモデルも同じような競合他社との指標を比較したい!という時もバフェット・コードならすぐ出来ちゃいます。
保育所関連で同じような銘柄のライクキッズネクスト(6065)とグローバルグループ(6189)を試しに比較してみました。
ここは好みが分かれそうなところですが、グローバルグループの方がPBRの低い&自己資本率高くて、私好みの銘柄です。
「この2つの銘柄ならグローバルグループにしよう!」みたいな判断も簡単に出来て本当に便利です。
バフェット・コードを使って財務分析の時短をしよう
私が感じているバフェット・コードの最大の魅力は、今までいろいろなページに行って集めなければならなかった情報がバフェット・コードひとつで調べられるという事です。
つまり「煩雑だった調査時間が大幅に時短できる」というのが最大のメリットですね。
特にファンダメンタルズ分析を重視されている方にとってはかなり便利なツールなのではないでしょうか。
バフェット・コードの各数値はEDINETという金融庁の所管のシステムからデータを取得しているとの事ですので、かなり信頼できます。
財務分析に時間をとられている方は一度バフェット・コードを使ってみては?