米国の高配当株「AT&T」(ティッカーシンボル:T)が先日に悪決算の発表を実施し、株が急落しています。
米国株は外国税控除をするために確定申告をする必要があるため、メンドくさいので敬遠していましたが、この米国高配当株「AT&T」がちょっと欲しくなってます。
なぜなら現在2017/11/7時点の株価が32.8$で配当利回りが約6%もあるからです。日本で利回り6%の株なんてたぶんないと思います。
米国の高配当株「AT&T」について
連続増配33年で現在の配当利回りが6%という日本株ではありえない銘柄の「AT&T」。→AT&Tの過去の配当金データ
日本で言うところのドコモ、AUといった大手の通信インフラ事業をしている会社です。(余談ですが昔、AT&T社のblackberryスマホを使っていました。)
米国ではこの「AT&T」とベライゾン社が米国の7割ほどのシェアを占めており、アメリカは2強状態です。現在、米国ではスマホが1人1台行き渡っており、同社の成長に陰りを見せていますが、車のIoT化が増えてきているので今後期待できる銘柄でもあります。
現在の米国株は値上がりしていて買いにくいが…
現在NYダウは最高値更新を繰り返しており、なかなか買いにくいです。しかしAT&Tは今回の悪決算を受けて2015年の株価水準に下がってます。配当利回りが高い事もあって過去5年を振り返っても31〜32ドルあたりが下値抵抗があります。
今はかなり買い時と言えるのではないでしょうか。
第3Q(7〜9月)のAT&Tの決算
AT&T決算内容
- 売上高 :前年同期比3%減、396億6800万ドル
- 純利益 :前年同期比9%減、30億2900万ドル
- 当期EPS :前年同期比9%減、0.49ドル(前年同期0.54ドル)
- 通年EPS :前年比5%程度の増益見通しを維持
そこまで悪い決算ではなかったように思えますが設備投資が大きかったのが痛かったのかもしれません。稼いだキャッシュの半分くらいが設備投資などに回されています。キャッシュフローだけ見れば今回の第3Qが一番いい結果になってますね。
米国の成長性は凄い
米国は日本と違って将来の成長性が高いです。日本と違って若者比率も高い、人口もどんどん増えている国です。マネーリテラシーも高いので株主を大事にする企業も多く、配当利回り平均が日本よりかなり高いです。
投資で安定したパフォーマンスを得たいなら米国は欠かせません。あのひふみ投信も米国株をポートフォリオに入れだしたくらいですからね。
手数料の安いSBI証券でAT&Tを50万円ほど買う事にしました
と言う事でAT&T株を手数料の安いSBI証券にて50万円ほど購入する事にしました。資産がもっと大きくなったらAT&Tのような高配当株を買って少しづつインカムゲインを増やしていきたいです。
ちなみにSBI証券では米国株を円から購入できるのですが手数料が高いので、買うときは住信SBIネット銀行でドルに替えてからSBI証券にドルを送金して米国株買うほうが手数料が安くてお得です。
会社名 | SBI証券 | マネックス証券 | 楽天証券 |
円からの直接取引 | ○ | × | ○ |
売買手数料(1注文) ※税抜 |
約定代金の 0.45%(最低手数料は5米ドル。手数料上限は20米ドル) | 約定代金の 0.45%(最低手数料は5米ドル。手数料上限は20米ドル) | 約定代金の 0.45%(最低手数料は5米ドル、上限は20米ドル) |
為替手数料(片道・1米ドルあたり) | SBI FX a:0.5銭 住信SBI:4銭 SBI証券:25銭 |
25銭 | 25銭 |
注文方法 | 成行・指値 | 成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文(ツイン指値)、OCO注文(OCOs)、連続注文 | 成行・指値 |
SBI証券の場合1ドルあたり25銭の手数料ですが、住信SBIネット銀行だと1ドルあたり4銭です。一番安く米ドルを手に入れるにはSBI FX αでドルに交換する方法(1ドルあたり0.5銭)ですが、一回の最低購入金額が約100万円とかなり高いです。
米国株の売買手数料はSBI証券、マネックス証券、楽天証券の3社が一番安くて横並びなんですが、為替手数料の差でSBI証券が有利になっていますので、米国株を購入するときはSBI証券がお得です。