【高配当株】値下がり中のブリティッシュアメリカンタバコ「BTI」の配当利回りが7%を超えたので購入【ADR銘柄】




イギリスの高配当株ブリティッシュアメリカンタバコ「BTI」の株価が急落して、配当利回りが7%を超えてきています。

2018年11月現在の株価は36$代で、この株価水準は2010年以来です。年初の高値から約半分近く値下がりしています


(出典:GoogleFinance)

予想PERは12倍、配当利回り7%超えという事で指標的にかなり魅力的な水準に下がりました。

落ちるナイフを掴む勢いで少しBTI株を買ってみたついでに下がった原因について調査してみました。

下落原因は米FDAがメンソールたばこの禁止を検討

株価下落の原因は以下のニュースで、米国売上高の約40%を占めるBTIのメンソールたばこの禁止が検討がされているとの事。

米FDA長官:メンソールたばこ、若年層の喫煙促す「大きな問題」:Bloombergニュース

たばこ株安い、米当局がメンソール禁止検討との観測で:Bloombergニュース

カナダのオンタリオ州ではメンソールたばこが実際に禁止されているという事実もあるので、同ニュースでリスクを嫌った投資家が売ったという事ですね。

米国売上の40%がなくなるというのはかなりインパクトが大きいですからね。

BTIはメンソールタバコのシェアNO1のNewPortを保有しており、売上が減る事は必至です。

メンソールタバコがなくなったらタバコをやめるか

カナダでメンソールタバコが禁止された際の調査では、3人に1人が禁煙を試みた事が明らかになっています。

メントールたばこ規制、禁煙率の向上に寄与か(出典:CareNet)

同ニュースによるとメンソールタバコの禁止は全体の喫煙率の低下に一定の効果がありそうです。

1番の効果は喫煙者の新規参入が減る事です。

メンソールたばこのミントの風味や清涼感は喫煙へのハードルを下げ、子どもの喫煙につながりやすいことが問題視されているので、禁止されるのはある程度仕方がないかもしれません。

禁止されるとしても2020年以降?

Bloombergなどのニュースやアナリストの見解によると仮に禁止されるとしても2020年以降になりそうとの見解です。

確かに禁止が発表されたらメンソールタバコが主力のBTIだけでなくアルトリアグループなどがゴネて長引く可能性がありそうです。

よってメンソールタバコの規制によって売上が下がるというのは中長期的な問題と言えそうです。

また現在、先進国での喫煙率は低下の一途を辿っていますが、逆に新興国は所得増加により喫煙率が上がっています

中国など新興国で喫煙率急上昇、世界的な「たばこ後退」に逆行:RecordChain

今回、メンソールタバコが禁止されるのは米国ですが、今後の売上のウエイトは新興国になりそうなので中長期的に見れば大きな問題にはならないかもしれません。

BTIは連続高配当株

リスクは置いておいて、BTIは1998年に減配して以来、ずっと増配を続けている有料な連続増配株です。

2018年11月現在の配当利回りは7.3%でPERは約12倍。

配当金は四半期配当なので、2月、5月、8月、11月の年4回配当金がもらえます。

 

BTIはイギリスADR銘柄なので2重課税なし

BTIは米国市場で購入できますが、イギリスのADR銘柄のため現地課税がありません。

NISA口座でBTI株を買えば配当金の7%が非課税でまるまる手に入ります

下落中のBTI株を買うべきか

私は買った方が良いと判断したため購入しました。

日本の個別株を買うときも同じなんですが、株価が上下に行く期待値を見て、上に行く期待値の方が大きい時は買う材料の一つにしています。

今回のBTI株はメンソールたばこが禁止されるかもしれないという不安感から売られています。

次に予想されるニュースは以下の3パターンです。

  1. やっぱりメンソールたばこ禁止しません
  2. 計画通り禁止します
  3. 何もニュースが出ない
①の場合は株価がニュース前の株価の43$付近まで戻ると予想されます。この場合は買って良かった!となりますね。

②の場合は売られますが、既に売られているため下落は限定的と予想されます。

③の場合は現状維持か、もしかしたら禁止されないという思惑で少し株価が上昇するかもしれません。

いずれにせよ「やっぱりメンソールたばこ禁止しません」のインパクトが一番強そうで、上に行く期待値が高そうだったので購入の判断をしました。

タバコ銘柄が増えて来ました

現在、タバコ銘柄はJT、フィリップモリス、今回のブリティッシュアメリカンタバコの3銘柄を保有しています。

米国高配当株フィリップ・モリス(PM)を購入してみました。二重課税がほぼないオススメ米国高配当株です。

2018.03.17

タバコは世界的に喫煙率が減少傾向ですが、タバコのニコチンによる中毒性はヘロインやコカインなどの麻薬と同等レベルだそうでうすので、なかなやめられるものではありません。

しかも最近はタバコ自体の値上げによる増収の戦略をとっていますが、増収増益している企業が多く、あらためてタバコ自体のビジネスの凄さに関心しました。

この先もしばらくタバコ銘柄を握って配当金をもらっていきたいと思います。

yukigu
タバコは吸わずにタバコ株を買おう!