私は基本的に保険は不要という姿勢で今まで生きてきました。
保険と言うのは胴元が1番儲かり、加入者は搾取されているだけのシステムで、支払った保険金に対して期待リターンはマイナスの金融商品。そんな風に考えていました。
しかし事故で保険金を計450万円もらった事をきっかけで保険の事を調べたら、入って損はない保険があるという事が分かりました。
今回は投資家でも入るべき、または入っても損はないであろう保険を合わせてご紹介します。ご参考までにどうぞ。
入って損はない保険
調査したところ、入っても損はない保険、または損がしにくいと私が感じたのは以下の4つです。
都道府県民共済保険
都道府県民共済保険とは、いわゆる普通の保険と内容は変わらないが、一般的な民間保険会社は「営利事業」なのに比べ、都道府県民共済は「非営利事業」なので比較的に掛け金が安いのが特徴です。
非営利事業のため、集めた掛け金が使われなかった場合の、掛け金が返戻金が多いのも魅力的です。県によって異なりますが返戻率は掛け金の20〜30%です。
さらに共済保険は保険控除により、年末調整で所得税、住民税の控除ができるのでさらに実質掛け金は下がります。入っておいても損はない保険と言えます。
ちなみに私は県民共済保険を月1,000円掛けており、この前の交通事故では10万円いただきました。
住宅ローンの団体信用生命保険
住宅ローンを組むと強制的に入らないといけない保険です。
夫婦で住宅を購入し、旦那がローンを組んで不慮の事故で亡くなってしまった場合、住宅ローンが全額免除になるなどの保証があり、かなりお得な保険ですね。
自宅だけでなく投資用の不動産でも加入できるので、不動産を購入した時は絶対に入るべき保険です。
自動車保険+弁護士特約
車に乗る方なら自動車保険に入っていると思いますが、弁護士特約をつけている方は多くないのではないでしょうか。
弁護士特約は月に100〜300円と割安なのにも関わらず絶大な効果を発揮してくれます。
弁護士特約をつけるとまず、交通事故をした際の相手の保険会社のやりとりは全て弁護士が代わりにやってくれるというメリットがあります。
他にも相手保険会社の賠償金が少ない場合は文句を言ってくれたりします。
私の場合は弁護士のおかげで後遺障害認定を頂いたので、慰謝料や通院費などで450万円のお金を手にする事ができました。
弁護士特約は月に100〜300円と少ない掛け金にも関わらず、大きなリターンを得られる期待値が高い特約なのでぜひ加入する事をオススメします!
個人賠償責任保険
個人賠償責任保険は損保ジャパン日本興亜により以下のような保険と定義されています。
日常生活において、お客さまご自身またはご家族の方が他人にケガを負わせたり、他人の物を壊したりした結果、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します(自転車での事故を含む)。
損保ジャパン日本興亜ホームページより引用
個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険の特約などで加入できる保険で、保険の適用範囲は幅広いです。
以下のようなケースが保証の範囲内です。本人、配偶者、同居の親族、生計を一にする別居の未婚の子(仕送りを受けている学生など)に保険が適用されます。
個人賠償責任保険の保険適用ケース
- 家族が自転車で人にぶつかってケガをさせた
- 飼い犬が人を噛んでケガをさせた
- 買い物中に謝って商品を落として壊してしまった
- マンションで洗濯機から水濡れし、下の階の戸室に被害を与えてしまった
しかも「示談交渉サービス」があるので被害者とのやりとりは全部保険会社がやってくれます。
国外での事故でも適用されますので、海外旅行に言った際も安心ですね。
金額も月に200〜300円程度で加入できるので入っておいて損はない保険です。
入って損はない保険は入っておこう
保険不要論を普段から周りに言っている私が考える「入って損はない保険」の紹介でした。
今回紹介させて頂いた保険はどれも入っても損はない保険でしたが、世の中には入ってはいけない、入ると損する保険が山のように存在します。
保険は「9割以上の人は必要補償額を過大に考えている」と言われている金融商品で、ほとんどの人が無駄に保険にお金を支払っているそうです。
保険は人生で2番目に高い買い物と言われており、世帯平均で年間約38万円支払っているというデータがあります。
これを機会に自分が加入している保険の見直しをしてみては?