eMAXISがまたコスト最安のインデックスファンドを作ってくれました!
新興国株式のインデックスファンドは、私が現在積み立て中のたわらノーロード新興国株式(信託報酬年率0.495%)だったのですが、1.5%も安いeMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬年率0.34%)が登場しました。
2017年07月14日 『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』募集・設定について
インデックスファンドはどんどん安くなっていきますね。そのうち信託報酬0円とかも出そうで怖いです笑。実質0円とかならその内出るかもしれませんね。
今回はこのeMAXIS Slim 新興国株式インデックスについて“買うべきか”について調査しましたのでご紹介させて頂きます。
※2017年11月23日追記
なんと2017年12月13日より信託報酬がさらに下がって年率0.34%→年率0.19%になります!新興国のインデックスファンドは間違いなくeMAXIS Slim 新興国株式インデックスがオススメです!
eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの信託報酬
まずは肝心の信託報酬ですが驚きの年率0.34%です。しかも純資産額に応じて信託報酬が0.335%→0.33%と下がっていきます。(2017年12月13日より信託報酬0.19%になります!)
たわらノーロード新興国株式が出た1年ちょっと前、新興国株式で信託報酬0.495%なんて安い!と思ったのですが、それをさらに上回る安さに感動です。
もっと早く出て欲しかったです…。
「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」と連動する投資成果を目指して運用
「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」とはMSCI.INc.が算出し公表している指数で、新興国23ヵ国の株式で構成される新興国株式指数です。
構成国比率は以下の通り(2017年5月時点データ)
中国やインドなど成長している市場にウエイトを置いていますね。
同じMSCI エマージング・マーケット・インデックスに連動を目指す投資信託のたわらノーロード新興国株式の1年のパフォーマンスは+31.39%と最近絶好調の新興国クラスですので、今後の成長に期待したいです。
同じコストのiFree 新興国株式インデックスとの違い
同じ新興国株式クラスで同じコストのiFree 新興国株式インデックス(信託報酬年率0.34%)という投資信託がありますが、こちらは実は純粋なインデックスファンドではありません。
売上高、キャッシュフロー、株主資本、配当を元に算出するファンダメンタル・インデックスなんです。
詳細説明は長くなるので省きますがiFree 新興国株式インデックスはややアクティブなインデックスファンドになりますので、市場全体を幅広く分散して投資したい方はeMAXIS Slim 新興国株式インデックスをオススメします。
同じ指数を目指すETFはもっと手数料が安い
「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」の指数を目指す投資信託はeMAXIS Slim 新興国株式インデックスがコスト最安です。
しかしETFになると国内ETFの「上場MSCIエマージング株(信託報酬 年率0.25%)」や、海外ETFのバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF[VWO)]経費率年率0.14%)などが存在します。
しかし私は投資信託を選択しています。なぜなら手間がかからないからです。
投資信託のメリットは手間がかからない事に尽きます。手間をかけるなら個別株投資をした方がリターンも見込めますし、勉強にもなります。
海外ETFは毎回自分が操作して購入+外国税控除を受けるために確定申告をする必要がある、のでやはり手間です。コストにこだわるならETFの方が優位ですけどね。その内大差なくなるのではないかと思ってます。
結論:買います
私は現在、投資信託は以下の積み立てをしています。
[aside]現在積立中投資信託
・セゾン・グローバルバランスファンド(月5000円)
・セゾン資産形成の達人ファンド(月5000円)
・ひふみ投信(月15000円)
・ニッセイ外国株式インデックスファンド(月10000円)
・たわらノーロード 新興国株式(月15000円)
来月から「たわらノーロード 新興国株式」の積み立てをやめて、あらたにeMAXIS Slim 新興国株式インデックスを積み立てる事にしました!
変更後積立中投資信託
・セゾン・グローバルバランスファンド(月5000円)
・セゾン資産形成の達人ファンド(月5000円)
・ひふみ投信(月15000円)
・ニッセイ外国株式インデックスファンド(月10000円)
・new!eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(月15000円)
やはり投資信託はコストが安いのが正義ですからね。たわらノーロード 新興国株式はタイミングを見て売却する予定です。本来は投資信託は売却しないで運用した方が、税金の関係で得するパターンが多いですが、私はNISA口座で積み立てていましたので問題なしです。
…という事で一年ぶりの積み立て投資信託の変更になりました。
「インデックスファンドは長期で見ればどれもパフォーマンスには大差ない」というのが私の考えですので、目指す指数が同じであればコストが安い投資信託が出れば都度調査して乗り換える運用で今後もやっていく予定です。
ちなみにeMAXIS Slim 新興国株式インデックスは取り扱い証券会社がSBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券の3社になります。