おもしろいサービスを見つけました。
IPO(新規上場)する”前”の未公開株が買えるFUNDINNO(ファンディーノ)というサービスです。
IPO投資は抽選だとローリスクで儲かるというメリットがある反面、当たりにくいという特徴があります。
当たりにくいなら上場する前の未公開株を買ってしまうという手法もアリですね。
今回はIPO(新規上場)する”前”の未公開株が買えるFUNDINNO(ファンディーノ)というサービスについて徹底解説します。
FUNDINNO(ファンディーノ)とは?
FUNDINNO(ファンディーノ)は、株式会社日本クラウドキャピタルが運営する日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスです。
クラウドファンディングではネットを通じて不特定多数の人が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行い、対価としてお金を受け取れます。
ファンディーノの株式投資型クラウドファンディングサービスではお金ではなく株式を受け取ることができます。
ファンディーノでは非上場の企業が出資を募るため、必然的に未公開株(IPO株)を得られるという寸歩ですね。
非上場といえども株主優待があったりと、上場株と同じような感覚で投資ができます。
株式投資型クラウドファンディングでの投資ルール
2019年現在、株式投資型クラウドファンディングでは以下の制限があります。
- 1社あたりの資金調達は1億円未満
- 投資家1人あたりの投資金額は1社あたり最大50万円
最大50万円は人によっては少ないと感じるかもしれませんが、非上場株がもし上場した場合のリターンは計り知れないため、50万円でも十分と思われます。
非上場株が上場した時のリターンはどれくらいか?
2014年に上場したリクルートホールディングは持株会やエンジェル投資家など、上場前の株を持っていた人たちが、少なくとも138人以上が資産1億超えをしたと言われています。
はっきり言ってかなり夢のあるリターンですよね。
アメリカでは非上場株に投資する機会はいくつかありますが、日本では非上場企業に投資する方法が限られています。
ファンディーノは数少ない非上場企業の株式を購入することができるサービスと言えます。
ファンディーノで資金調達する企業への厳格な調査
ファンディーノで資金調達する企業は、公認会計士等専門知識を有する者を中心としたチームで厳格な審査が行われています。
また資金調達した企業への事業管理や実績管理のサポート、投資した株主たちへの定期的な情報発信のサポートがされます。
ベンチャー企業が普通に資金調達して企業運営するよりも、ファンディーノのバックアップがある分、比較的、安全に投資できそうですね。
エンジェル税制制度
ファンディーノで投資できる企業の一部はエンジェル税制の制度があります。
このエンジェル税制がかなりすごくて、投資する企業によりますが、投資した金額のほぼすべてがその投資の総所得金額もしくは株式譲渡益から控除できます。
※中小企業庁から引用
仮に今年の株式の利益が50万円ある場合、優遇措置Bに該当する企業に50万円投資すれば、税金は払わなくてすむようになります。
ファンディーノはこのエンジェル税制で節税しながら投資できるというわけですね。
さらに非上場企業に投資して損しても、その年の他の株式譲渡益と通算(相殺)できるだけでなく、その年に通算(相殺)しきれなかった損失については、翌年以降3年にわたって、株式譲渡益と通算(相殺)ができるという、かなりお得な制度になっています!
ファンディーノのリスク、デメリット
ファンディーノの株式投資型クラウドファンディングでのリスクはズバリ!倒産です。
ベンチャー企業なんてうまくいく可能性の方が低いので、当たれば大きいですが、当たらなければ倒産する可能性もあります。
というか当たらない可能性の方が高いです。
すでにファンディーノでは倒産第1号が出ており、ベンチャー企業への投資はハイリスク・ハイリターン投資と言えます。
また非上場企業である事から、株式の流動性が低いので、全く売買できずに何年も寝かせておく羽目になる可能性もあります。
エンジェル税制を利用して一攫千金!
以上からFUNDINNO(ファンディーノ)をまとめると、以下のような方に向いていると言えます。
普通のクラウドファンディングと違って投資する企業の情報がかなり詳しく見る事ができるので、投資はかなり吟味する事ができるのもメリットです。
エンジェル税制が適用できる案件は募集がかなり早く埋まってしまうので、先に登録だけしておく事をおすすめします。
株式で利益が出ている方や一攫千金を狙いたい方はこのFUNDINNO(ファンディーノ)を試してみては?